母校で職業説明会に参加しました

母校の中学校で職業説明会に参加する機会をいただきました。

防災屋として、普段の業務や消防設備の重要性について中学生たちにお話しする貴重な機会でした。

私たちの仕事は、火災や災害から人々の命を守るための設備を設置・点検するものですが、まだまだ多くの方にとって馴染みの薄い職業です。今回の説明会でも、中学生たちから「こんな仕事があるなんて知らなかった」という声を多くいただきました。それだけに、このような機会を通じて防災屋という職業の存在を広めることができるのはとても意義深いと感じました。

実際に「発信機を押す」体験

説明会では、具体的な業務内容の説明に加え、実際に消防設備に触れてもらう体験を取り入れました。火災感知器を点検したり、普段は絶対に押してはいけない火災報知器の発信機を、押してもらい、ベルが鳴る仕組みを体験してもらいました。緊張しながらも興味津々の様子でボタンを押す姿が印象的で、実際に体験することで、消防設備の役割を肌で感じてもらえたのではないかと思います。

また、消火器や防災グッズの展示も行い、「防災」というテーマについて身近に感じてもらえるよう工夫しました。私たちが普段何気なく目にしている避難誘導灯や消火器が、いざというときにどれだけ重要な役割を果たすのかを説明することで、真剣な眼差しで話を聞いてくれる中学生の姿がとても印象に残りました。

最後に

今回の職業説明会を通じて、「防災」というテーマが中学生の心に残り、防災の大切さや、防災屋という職業の魅力を少しでも伝えられた事を嬉しく思います。そして将来の選択肢の一つとして考えてもらえるよう願っています。

また私自身も中学生たちの素直な質問や熱心な態度に触れ、多くの刺激を受けました。

これからもこのような機会を大切にし、防災屋としての誇りを持って活動していきたいと思います。

私たちの仕事は決して派手ではありませんが、人々の命を守るという非常に重要な役割を担っています。だからこそ、これからも微力ながら地域や社会に貢献していきたいと改めて感じました。

私たちの活動が、未来の防災を担う世代を育てる一助となれれば幸いです。

アストライト株式会社

代表取締役 大塚直也